Tuesday, November 24, 2015 / Thinking, Lifehack

ヘヤカツ...自分を変えるために環境を変える話または単に激速PCを使ってみたいという話

imac

I read the message "If you want to change yourself, first you should change your room, not try to change yourself" .

自分を変えるには、自分自身を直接変えようとするのではなく先に部屋を変えろ、という話を聞いた。

最近ヘヤカツという言葉を知った。本屋さんで。就活とか婚活とかの らしい。なぜか部屋活とは書かないでヘヤカツと書くらしい。 要は"断捨離"とかの類だ(と思う)。ミニマリストってのが流行っていたと思ったら次はヘヤカツらしい。 部屋をかえると自分が変わるという話。 その本の中に「自分が変わりたいなら自分をかえるのではなく、部屋を変えなさい」というようなメッセージがあったような気がする。 本屋さんで偶然開いたページに書いてあって読んだ言葉。はじめは特に気にもとめなかったのだが、なぜか数日経ってもその言葉だけは頭にのこったまま妙に気になる。

確かに、そうだ。今の自分の状況が気に入らなければ、いままでと違うやり方を試してみなければいけない。 そのために自分を変える必要があるのだが、それが難しい。長年の間にパターンとして定着した思考や行動というのは、自分を変えなきゃと思ったぐらいでは変えられない。すぐに元のパターンに戻ってしまうのだ。

以前読んだ別の本では、行動を起こすまでのオーバーヘッド(障害)を減らせとあった。 つまりたとえば、毎朝ランニングするつもりならランニング服とランニングシューズを履いたまま寝て、起きたらすぐにランニングができる状態にせよと。起きてからランニングをするの間に「着替える」とか「靴を履く」という余分なステップが入ることで、それが朝ランニングをすることの障害になるという話。

それでは自分にとってのオーバーヘッドはなんだろう? mindboardapps.com は最高の思考支援ツールをつくろうと思ってはじめた。もう何年もコードを書いているが、(以前に比べればかなりよくなってきたものの)いまだに自分の理想からは遠い。もっとまともなアプリをつくるためにもっとたくさんの実験をしなければいけない。もっとコードを書く必要がある。自分がコーディングできる時間というのは限られている。そう考える自分にとって障害となっているいろいろなものの中のひとつは、ビルドの待ち時間かな。

今までノートパソコンで開発してきたけれど、デスクトップかな。それならばより速いCPUがノートパソコンよりは安い値段で入手できるから。それに大画面のモニタで開発したら、いままでと違うツールを生み出すことができるのではないか。ニコラス・G・カーの「ネット・バカ」によればクリエイタが使う道具によってその制作物が変化するらしいから。