Sunday, July 24, 2016 / Travel

空中庭園 そして USJ、それから吉本新喜劇

Kuchu-Teien

久しぶりの休暇で、大阪に来ました。 ずいぶん以前に少しの間だけ大阪で暮らしたことがありますが、全くそんな経験は役に立たず ひたすら真夏の大阪都心部をうろうろする大変な旅行になってしまいました。 とはいえ、いくつか訪れた場所の中にはとても楽しいところがあり、久しぶりの休暇を満喫しました。

中でも印象的だったのが、梅田スカイビルの空中庭園です。 ほとんど高所恐怖症といって差し支えないほど高いところは苦手なので、登るまでが大変。 シースルーなエレベータからはじまり、エレベータの次はわざと恐怖を煽るエスカレータ・・・ なんでこんな高いところまできて、わざわざあっちの塔からこっちの塔にエスカレータで移動せないかんのよ、と思うが。 あーそうかそうか、カップルがキャー!大丈夫だよ僕につかまって・・・的なあれでしょうか。わかりました。

最上階にたどり着くまでが大変でしたが、そこまで行ったらなんか吹っ切れました。 そこから見る景色は、車や列車がおもちゃのようで、街全体がジオラマでした。

写真にもあるように空と雲がほんとに綺麗でした。 いつもは雲の見上げる形になるのですが、ここからは雲を横から見る感じになり、いつも見ている雲と違って見えます。 近くにある大阪国際空港に着陸する飛行機が時々飛んでくるのを空中庭園から眺めることができます。 これもいつもは見上げている飛行機を真横から見る感じになるので、SFの世界です。 フィフスエレメント的な。ただ、そこまでたくさん飛行機は飛んでませんが。 とにかくとても不思議な感じです。

Universal Studio Japan

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにも行ってきました。 写真は早朝のユニバーサルシティウォークです。まだ朝7時ごろなので人が少ないです。 ときおり海から吹く風が気持ち良いものの、飲食店特有の油っぽい空気が漂っています。 その一帯は禁煙なんですが、タバコの吸い殻が落ちていたりして、多少感じわかるかった。

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンははじめてだったのでファストパスを買ってみました。 しかし結果から言えばいらなかったかな。人気のアトラクションは、乗り物酔いしてしまい正直あまり楽しくなかった。

それよりショーがよかった。 「ウォーターワールド」と「ユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」を見たのですが 特にロックンロールショーはおすすめです。 進行役のビートルジュースのおじさんがノリノリで最高でした。 ロックンロールショーなので音楽を聞くことになるのですが、全体的にはアメリカ人なら懐かしの音楽オンパレードな感じ なのだと思いますが日本人にとってはあれなんであれなんですが、とにかくビートルジュースがおもしろくて、 最後まで楽しめました。

一番期待していたのは、当然「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」なんですが、 建物はすごくよかったのですが、 何しろ人が多すぎるのと、「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」 というアトラクションでものすごく乗り物酔いしてしまったので、なんだか自分の中ではぱっとしない感じ。

結局振り返ってみると、アトラクションでは「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」が一番楽しめた気がします。 ずぶ濡れになるという話だったけど、ほとんどの人がかっぱなどはつけていなくて、実際水濡れに関してはたいしたことなかったです。 乗り物に弱い自分にとってはちょうどよい面白さというか。

USJでジュラシック・パークといえば「ザ・フライング・ダイナソー」ですが、200分待ちくらいのすごい待ち行列ができていたようです。 間近で見ただけの感想ですが、これはもう自分にとっては絶対に乗れない怖さでした。

最後は吉本新喜劇を見に NGK なんばグランド花月 に行ってきました。 なんばの商店街は人が多すぎて撮影どころではなかったので写真はありません。

誰が出るとか知らずに見に行ったのですが、いつもはテレビでしか見たことがない面々が登場してびっくりしました。 ほんとにいたんだ、という感じです。テレビで見るのとは全然違います。 中でも面白かったのが、オール阪神・巨人の漫才と最後の吉本新喜劇でした。 自分にとってはオール阪神・巨人は子ども時代にテレビで見た人たちでしかないのですが、 昔のそれと全然変わらなくて、むしろ昔よりもっと面白く感じました。 テレビだとネタとして出せないものもあるらしいので、そのへんの事情もあったのでしょうか。 あるいは自分が歳をとったからかもしれません。

二階席の最前列で見たのですが、吉本新喜劇は一階の前の方で見たほうがおもしろいでしょう。 池乃めだかや内場さんの顔芸などが二階席からでははっきり見えないからです。 そこがちょっと残念でした。 とはいえ、最初から最後まで笑いっぱなしで、テレビで見るのとは全く別のものに感じました。