Friday, October 16, 2015 design,android

Android のマルチスクリーンサイズ対応と「レイアウトと間」または単に 4K iMac が欲しいという話

メインターゲットとする画面サイズを持つデバイスとそれ以外のデバイスにも対応する必要があるというジレンマ

imac

iMac 21インチの 4K版が出た。これ欲しい、と思ってググっていたら見つけたブログの別エントリーで興味深い記事があったのでメモ。

それは「レイアウトと間」なのだが、テレビアニメと劇場版アニメの違いについて書かれたエントリー。 確かに劇場版のアニメってのは見ている側として「なんかすごい感 = 壮大というか要するに劇場版!という雰囲気、風格」を感じる。

それはお金のかかり具合とか技術力の高さというよりそもそもの話としてTVと映画というのは それが同じアニメを見せるものだとしてもメディアとしては全然別、という話。 (詳細は そちらのエントリー をお読みください。)

それで何を思ったかというと、ここで開発しているアプリとそれが実行されるいろいろな画面サイズのデバイスについて。 ここではマインドマップのような思考支援ツールをつくっているので、メインターゲットとなるデバイスはタブレット(10インチ以上)を想定している。 ファブレットと言われる たとえば 6インチくらいのGalaxy Note 5 のようなデバイスの画面サイズでアイデアを書き出して何か考えるには画面( 紙面 )スペースが足りない。 一方的に書き出す TODO リストのようなものであれば問題ないが、 じっくり思考するためには、ある一定量の情報を一度に見て反芻したり再組織化(re-organize)するのに足るスペースがなければならい。

しかし、Google は 一つのアプリが smart phone にも tablet にも対応することを推奨している。 その上、そもそも tablet デバイスは smart phone に比べてかなりマーケットが狭い。 いくら tablet 用でないと適切に機能しないアプリだとしても smart phone を無視することはできない。 そもそも、アプリは十分にリーチしていないのに tablet 限定にしたら誰にもリーチしないアプリになってしまうかもしれない。

このような状況なので、なんとなく、メインターゲットとなる画面サイズを持つデバイス以外にもそれなりに対応したアプリを書いてしまうことになるのだが... このエントリーを読んで、そのあたりをもっと意識的に設計する必要があると感じた。

  • 「スケッチブックに描く絵と、大きな壁面に描く壁画の、2パターンを想像してみるとわかります。」(引用:レイアウトと間)

そうそう、携帯手帳での思考活動とA4のノートでの思考活動は全く別なのだから、マーケットの都合に流されて曖昧に設計をするのは間違い。

小さい画面サイズでアプリを使った感想が、このアプリひどい的なものになっていると気が滅入る。 それからもっとひどいのは S-Pen 対応が必要とアプリ説明の最初に書いているにもかかわらず、 S-Pen非対応のデバイスの人が、コレ使えない(使えるわけないよね、と突っ込みたいところだ)と、どや顔でコメントさせるのはもっと気落ちする。 こうして、もう理解できる人だけに届けばいいや的な姿勢になっていくのであった。

つまりはまとめると、デバイス画面サイズにあったデザインをすべき、ということ、画面サイズが異なるというだけの話ではないと。 だとすると、ノートパソコンの画面サイズと 4K iMac の画面サイズでは、そこで開発した制作物にも画面サイズ以上の影響があるのではないか... などと考えるのだが、それは単に 4K Mac 欲しいことの言い訳にすぎない気もする。