Wednesday, November 18, 2015 mac,ubuntu,x-window

シェルピンスキーの三角形の描画 と Objective-C と iPad Pro

とうとう Apple Pencil というスタイラス正式対応の iPad Pro がリリースされました... ってそれはもう一週間も前の話。 諸事情により発売日に注文したのですが、Apple Pencil がまだ届いていない状態。 はやくこないかなぁ。

sierpinski-triangle

Generate Sierpinski Triangle by InDesign Extendscripts で InDesign Extendscript 用に書いたシェルピンスキーの三角形を Objective-C に書き直してみました。 Xcodeは不要で terminal で make するだけで使えるコードです。ソースはこちら

自分にとって、コードを書くというのは思考活動そのものであり、思考活動というのは、その道具によって質が左右されるものなので、 コードを書くときはどうしても vim と Linux(Unix) を使いたい... で、Xcode なしでターミナルで開発する方法の情報が見つからなくて、悶々としていたのですが、ようやく方法がわかってきたので、 いよいよ Objective-C を毎日書いていこう...というところです、時代はすでに Swift らしいですが。

iPad Pro を入手したのは、もちろん、MindBoardapps のツールを iPad Pro で使えるようにしたい、から。 とくに MindBoard の iPad 版を出すというのは長年の夢だったのですが、 Apple Pencil 対応の iPad Pro が出たことで、この自分内ビックウェーブに乗らなければ、というところです。 ただ iOS の開発は Android よりずっと手強いと思うので、簡単な話ではないと思う。 それでも、もし対応させることができる可能性があるとしたら、これが最後のチャンスかな、と思っています。

iPad は仕事の都合で何台か所有して長年使っているのですが、これは生産性ツールではない、という感じがします。 閲覧中心の使い方が想定されていて、つまりは映画を見たり、Twitter読む/メールを読む/サファリで検索するなど。

しかし iPad Pro は少なくとも Apple として生産性ツールとして位置づけられている。

Android タブレットの多くも生産性ツールとは感じませんが、Galaxy Note シリーズだけはそうではないように感じます。 一度 Galaxy Note 上で生産性ツールを使うと、もうそれ以外のタブレット(デジタイザースタイラス未対応のタブレット)で 生産性ツールを使いたいとは思いません。

しかし一方で、Samsung は Galaxy Note のタブレットシリーズをやめてしまうのではないかという不安を持っています。 Galaxy Note Pro 12.2 をリリースしてからもう2年近くなるのにそのラインの製品のアップデートはないようですし。 さらに今年(2015)は Galaxy Tab A with S Pen という Galaxy Note シリーズでない S Pen 対応タブレットがリリースされたから一層そう思いますね。

もしかすると iPad Pro の売れ行き次第では、状況が変わるかも知れません。